この家に引っ越してどれくらい2,3週間ぐらいして、市から上のようなゴミの処理の仕方が書かれた厚みのある説明書が送られてきました。
説明書は英語、スペイン語と必ず二か国語で書かれています。
今の日本のごみの分別は本当に大変そうで、こちらのやり方に慣れると性格的に私にはその通りに選別をするのは絶対に無理そうです。
数年前に引っ越して来てここのやり方は前住んでいた北東部よりも更に効率が良いです。
毎週水曜日に普通のごみ、リサイクルのごみの収集車が別々のトラックで来ます。
普通のごみ用、リサイクル用のガーベージカンの色分けした二つの大きなガーベージカンは前の住民のお下がりで既に裏庭に置いてありました。
リサイクルのガーベージカンには新聞などの紙類、プラスチック類、などリサイクルできる決められた物を全部同じガーベージカンに入れて置くだけで良いです。
そのトラックは運転手さん一人です。
特別なトラックで運転手さんはトラックから降りることなく、そのトラックはガーベージカンを拾い上げてトラックに中身だけ落とす、というロボットのような腕が付いた優れものです。
その為ガーベージカンは市指定の頑丈な重厚な作りになっています。
リサイクル用のトラックは早朝、普通のごみ収集車はお昼過ぎぐらいにやってきます。
道路際に二つを少し離れて並べて置くだけで良いです。
ここのやり方を初めて見た時は何という効率の良さだろう、と感心しました。
ゴミに関してここは全くストレスを感じることなく過ごせて良いです。
北東部は普通のごみは市の管轄でなくてゴミの専門の会社が集めにきました。リサイクルだけ市の収集車がやってきたので、アメリカは州によってやり方がまるで違っています。その為、北東部ではゴミの会社から請求書が届きました。
そのゴミの会社WM(West Management Inc.)のマークがこの新天地でも見れてびっくりしましたが、調べると全米でビジネスを展開していると知りました。ここは商業施設でのゴミなどを専門に収集しているようです。
ここはゴミと水道代が一緒になった請求書が市から来ます。
要らなく電気製品、PCなどは前の州では決まった日に決まった場所に持って行くだけで楽でした。
まだ使えそうな製品が置いてある場合もあり、ひょっこり頂いた事もありました。
夾竹桃
その他に木の枝、芝、雑草など堆肥にできそうな素材のゴミを集めるガーベージカンのお知らせもありましたが、あまりこちらはまだそれ程一般に広がっていません。
そのガーベージカンには夾竹桃などの毒のある植物は禁止されています。
夾竹桃はここでよく見かけますが、この枝でバーべキューをして亡くなった人もいると知ってから裏庭に自然に生えてきた夾竹桃を撤収してしまいました。
ピンクの可愛いを花を咲かしてくれましたが、危険と分かった植物は出来るだけ育てたくありません。
近所でも多くの夾竹桃を育てているお宅がありますが、きっとそこから種が風に乗って裏庭に着地して生えてきたと思っています。
日本では、この花を市の花に指定しているという広島市には驚きました。
数えきれない種類の花があると思いますが、わざわざ猛毒な植物を選ぶ必要などないのでは、と単純に思います。